ワーキングプアになるまでの軌跡~らくらく攻略!軽貨物の仕事~

元請の社長の考えとしては、コピー用紙のルート便は時間が決まっているので、他の仕事ができない。しかし、運送会社の企業便だったら荷物の量によっては早く終わることもあるので、その時は近場のスポット便をやってもらいたいと考えていたようだ。

そうすることで、1日の売り上げが2ヶ所から発生することになるので、ルート便よりも稼げるというわけだ。

ちなみにスポット便というのはチャーター便とも呼ばれていて、すぐに荷物を配達してほしいという急ぎの仕事のことで、定期便と比べると配達料金が高くなっているものだ。

配達するモノも、配達する場所も、その時になってみないとわからないので、手のひらに収まるネジ1個を大阪まで運んで70000円の売り上げになったり、軽トラの荷室いっぱいの荷物を隣町に運んで2000円の売り上げだったりと安定はしない。

俺が軽貨物運送業を始めたときは、赤帽だったので仕事の99%はスポット便だったが、確かに遠距離の仕事が多いときには稼げたが、ヒマな時は3日も仕事が無いということもあった。

そんなこんなで、最終的には運送会社の企業便の1コースを任されることになったのだ。

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報酬は伝票1枚250円で元請がバックマージンとして2割、搾取されるので、実質、伝票1枚200円。

この金額を聞いた時はハッキリ言って小躍りした。

なぜなら、通常の一般家庭の宅配だと伝票1枚100~150円程度で、1日配達できる軒数は60~100軒だが、伝票1枚200円なら50軒あれば10000円の売り上げになる。

土日が休みなので、1ヶ月22日稼動だとしても1日50軒あれば、22万円の売り上げとなる。

そこからガソリン代などの経費を引いたとしても、18万円前後の収入にはなるだろう。

それにアフィリエイト報酬を合わせれば、どうにか生活できると計算した。

しかも配達先は、変な細い道を入ってやっとたどり着いたのに不在というふざけた一般人の個人宅配ではなく、大通りに看板を堂々と掲げてくれている企業様で不在ということはまず無く、おまけに配達企業の8割方は数キロ圏内に密集しているので、50軒回るのに5時間もかからないだろうとふんだからだ。

はじめの内は今まで仕事が無かったことを考えれば、こんなありがたいことはないと思い、俺としては結構、真面目に頑張ったが、仕事内容も今までの経験から見れば実に簡単なもので、しかも担当地区の地理もある程度あったので、1ヶ月後くらいには完全に攻略した。

そうなると仕事はどんどん早く終わるようになり、忙しくない時期は毎日、午後2時ごろには家に帰り着いていた。

もちろん、早く帰れるということはそれだけ仕事量が少ないので、売り上げも10000円以下という日が続いたが、あまり気にしていなかった。

一旦、家に帰り着くクセが付くと生まれつきぐうたら人間なので、スポットの仕事が入っても「自分の仕事がちょっと忙しいんで、すんません」と言って断り続けた。

自分の仕事というのは、アフィリエイトだ。

早く帰れることがわかったので、本業の運送業と同時に副業のアフィリエイトにもチカラを入れて、大きく稼いでやろうと密かに野望を燃やしていたのだった。

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